2025/08/13
AI検索のパープレキシティが「Google Chrome」を買収か!?
クールペイです!
今日はYahoo!ニュースで気になるニュースを見かけましたのでご紹介したいと思います。

参照元: https://news.yahoo.co.jp/articles/75f01ffc1f0cf8879adcc362e6e6491f92f12d56
ニュースの概要
パープレキシティという会社が、「Google Chrome」というブラウザを345億ドル(約5兆970億円)で買収したいと提案したという大ニュース!
別に、Googleが買い手を募集したわけでもないのですが、一方的に買収提案したとのこと。
GoogleChromeっていえば私たちにとっても身近なブラウザ。
シェアも断トツでトップ。
(※参考)

2025年7月時点で64.7%のシェア率。
まさにトップオブブラウザなわけですから、もしも買収されたら大きな変化があるかもしれませんね!
パープレキシティはどんな会社なの?なにが狙いなの?

突然の買収提案をしたパープレキシティ(Perplexity AI, Inc.)は、2022年設立の米国のAIスタートアップ企業。
生成AIを活用した対話型検索エンジン「Perplexity」を提供していて、日常会話のように話しかけると、情報源を明示しながら正確な回答を返してくれるというAIだそうです。
本社はサンフランシスコ。
評価額は約2兆6600億円。
やっぱり時代はAIよね。
勢いが違う。
⋯とはいえ、評価額2兆6,600億円の企業が、その倍以上となる345億ドル(約5兆970億円)でGoogleChromeの買収を仕掛けているんだから凄い!
ここまでの大金を積んででもGoogleChromeを買収したいと考えるパープレキシティ。
オンライン検索サービス最大手のGoogleから、ユーザーを取り込みたいというのが一番の狙いだと考えられます。
まさに、「オンライン検索市場」における新旧にぶつかり合い。
『大御所古参のGoogle』 VS 『AI技術のPerplexity』⋯勝負の行く末はいかに?
⋯それにしても、Googleからすると「まだ売りに出してねーよ(# ゚Д゚)」って感じで腹立たしいでしょうね。
ちょっとだけ、Googleさんが可哀想にも思えます^^;
なぜ、Google Chromeに狙いをつけて買収提案したのか?
ここまででザックリとニュースの概要はわかったと思うのですが、なんでGoogle検索ではなくブラウザのChromeなんだろ⋯って思いません?
はい、いい質問ですね!
それには実は理由があります。
以下はYahoo!ニュースからの引用です
ワシントンの連邦地裁は昨年、グーグルがオンライン検索サービスと広告分野で反トラスト法に違反したと認定。米司法省はクロームの売却命令などを含む是正案を裁判所に提出した。アミト・メータ判事は近く是正策を決定する予定だ。
反トラスト法というのは、日本でいうところの独禁法。
つまりは、Googleがオンライン検索サービスと広告分野でこれに違反していると指摘されています。 これにより、Googleが「Google Chrome」を手放さなければならない可能性があると考えたパープレキシティが、先手をついて買収提案したのが今回の背景。
もしも、パープレキシティがChromeを買収したら⋯
実際のところ、パープレキシティが本当に345億ドル(約5兆970億円)もの買収金額を用意できるのかどうかが不明確ではあるものの、買収されたならば⋯劇的な変化が訪れると思ってます。
以下は勝手な未来予想です✨️
1. Chromeユーザーのデフォルト検索エンジンをAI検索エンジン「Perplexity」に置き換える
2. Chromeのシェアは6割以上。つまり全体の6割以上がAI検索を体験する
3. Googleはオンライン検索によって得られていた広告収入が激減して急速に縮小。もはや影響力が感じられない程度に。
4. 他のブラウザ(Firefox、Safari、EDGE⋯)などもAI検索を導入。
5. 「検索はAI」が一般化
⋯こんな風に急速にAIが一般化していくと思ってワクワク✨️
しかし、その一方で、現在のAIはWeb検索で出てくる情報にも頼っていて、つまりはGoogleも参照してるんですよね。
この辺はどうなるのかわからないけど、、
Googleに変わる情報源が必要なことはたしか。
すぐに思いつくのはマスメディアとSNSでしょうか?
そして、一般的なブログやウェブサイトは情報発信の価値がなくなってしまうのでしょうか?
⋯急激に変化していく世界のなかで、未来を想像するのは楽しいですね!
これからの未来が明るいものでありますように♪