2025/09/26
南極に日本製の電波望遠鏡が初設置。筑波大の快挙!
クールペイです!
南極に2本製の電波望遠鏡がはじめて設置されたんだって!
なんか凄そうですね。
でも、なんで南極?
電波望遠鏡ってなに?
…って感じの不勉強なもので色々調べてみました。
南極はノイズになる水蒸気が殆どない。
遠い南極にわざわざ望遠鏡を設置するのはなんで?…って思ったのだけど、どうやら、電波望遠鏡にとってノイズになる水蒸気がほぼない為みたい。
つまりは、鮮明な宇宙の映像を観測できるのが南極ということのようです。
零下50度とかの氷原のなかで、電波望遠鏡を覗きながら宇宙の奇跡的な瞬間を観測するって、なんだか絵になる感じがして素敵ですね✨️
電波望遠鏡ってなにが凄いのか調べてみたらめっちゃ凄かった!
望遠鏡ってきくと筒型のアレを思い浮かべる方が大半だと思います。
私もその一人です。
でも、電波望遠鏡は形からして違っていて、パラボラアンテナみたいな形状をしているらしい。

実際に名局に設置される電波望遠鏡はこんな感じとのこと。
一緒に映ってるのは今回の快挙を成し遂げた筑波大の大学教授である久野成夫先生です。
ここ最近、日本の最先端技術に関する話題が乏しくて不安だったけど、やっぱりなんだかんだいって日本は凄いなって思って嬉しい気持ちになりました♪
さて、それでは、このパラボラアンテナみたいな形の電波望遠鏡は普通の望遠鏡と何が違うのか?
光じゃなく電波をキャッチして映像化する
従来の望遠鏡は人間の目にも見える可視光をキャッチして映像化するもの。でも、電波望遠鏡がキャッチするのは「光」
光と電波では波長の長さが全然違ってるそうです。
光が1だとしたら、電波の波長の長さは1万。
つまり!
光の一万倍の波長の長さがあるとのこと。
この電波をキャッチして映像化できるのが電波望遠鏡の凄いところだそうです。
特徴としては、光は雲とか塵とかそういうものがノイズになってしまって観測できる距離に限界があるのに比べて、電波はそれらを透過して従来の望遠鏡(光学望遠鏡)ではみることのできない宇宙の世界を覗くことができるのだとか!
そんな凄い性能をもった電波望遠鏡を、そのポテンシャルを活かすための最高のロケーションである南極に設置したのだから、なにかの大発見に繋がるかも知れませんね!
南極に初設置した日本の電波望遠鏡。一方で世界では?
日本は、今回、筑波大の努力により南極に電波望遠鏡を初設置したけど、他の国々はどうなんでしょうか?
調べてみたところ、日本以外は2国のみだそうです。
アメリカ
南極点に直径10mの大きな電波望遠鏡を設置しているんだって!サブミリ波という電波をキャッチして、宇宙マイクロ波背景放射を観測中…とのことだけど、なんのことかはよくわかりません^^;
中国
2025年4月に南極に電波望遠鏡を設置したとのこと。ここ最近の中国の技術力はどう考えても凄いな…と思わざるを得ません。
他にもオーストラリアや欧州連合の共同プロジェクトも関わっているそうだけど、主には上記の2国。
まさに、世界の中でも有力な2国ですね。
そして、その中に日本が加わったことは大きな快挙だと思います。
ここ最近、宇宙に向けた技術の進歩が目覚ましく、宇宙という未開拓の地にチャンスを見出す大手企業や国々の動きが活発ですね。
少し前迄はSFのようなイメージがあって、少し遠い存在にも思えていた宇宙ですが、これからは、実社会に大きく影響してくるようになるかも知れませんね!