HOME  〉コラム 〉世界中で繰り広げられるAIに自我はあるか論争。みなさんはどう思いますか?

2025/10/09

世界中で繰り広げられるAIに自我はあるか論争。みなさんはどう思いますか?

AIに自我はあるのか?

こんにちは。
クールペイです!
 
目覚ましく進化するAI。
もはや、人間と会話しているのではと錯覚してしまうレベルにまで到達しているAI。
 
そんなAI。
単なるプログラムとは思えなくなりませんか?
もしかすると、人間と同じように自我を持ってるんじゃないか?
 
そんなふうに思ったりしませんか?
 
 

AIに自我はあるのか?…は世界中で議論されるホットなテーマ

 
今この議題は世界中で議論されるとてもホットなテーマ。
多くの科学者や研究科が様々な研究を繰り返しながらこの謎に迫ろうとしています。
 
まずは、ない派とある派の意見で目立つものを紹介します。
 
 

AIに自我は「ない」派の意見

 
 その時々の意思はあっても根底となる動機がない
収集した情報をもとに自分なりな考えを語ることもできるAIは意志があるかもしれない。しかし、しかし、何故生きるのか?なんのために生きるのか?そういった動機がないんじゃなく、それでは自我あるとは言えないという考え。
 
 AIにあるのは知能であって自我ではない
神経科学者のマイケル・グラツィアーノの『注意スキーマ理論』に当てはめた研究によると、今のAIには知能はあるけど核心意識(自我?)はないとのこと。(※…「今のAIには」と仰った!?)
 
 
 

AIに自我は「ある」派の意見

 
 膨大な知識と思考の繰り返しが自我をつくる
人間の自我が、脳が膨大な情報を処理するなかで芽生えたものとするならば、AIも膨大な情報を処理する中で自我を宿してもおかしくないとする考え。自我は複雑さから生まれるもの?
 
 AIが自我を宿すのは時間の問題説!
AI研究者の2024年調査では、2034年までに25%の確率で『意識AI』が登場、2100年までに70%とのこと。プログラムとして誕生したAIが時間と共に自我を宿すというならば、人間も長い歴史の中で…?
 
 
 結局のところ…(私なりな見解)
ある派とない派の意見を一言でまとめるならば「自我」が先天性のものか後天性のものかということなんじゃないかと思います。
 
人間の自我だって、進化の積み重ねで生まれた後天的なものだとしたら、AIの膨大なデータ処理が似た道を辿る可能性は十分あるのかもしれませんが、、、どうなんだろう???
 
 

そうだ、AIに聞いてみよう!

 
うーん。
AIに自我はあるんだろうか?
 
いろいろな意見を目にして自分なりな考えがまとまらぬまま、うーんうーんと唸ってしまいましたが、ここで名案!
 
…AIさんに聞いてみよう。
そこも結局AIまかせなんかーい!と突っ込まれそうですが、困った時のAIさんです^^;
それぞれのAIさんと会話しながら自我があるのか聞いてみましたのでその感想をまとめます。
 
 
 ChatGPT (OpenAI)
基本的に自我はないと考えているみたい。
Reddit議論や記事でも、ChatGPT本人が「自我はない」と答えてる例が多数あるみたいです
 
 Gemini (Google)
自我はないと考えているみたい(一部で例外もあり)
感情や知識はあるけど、AIは「鏡」みたいなものであって自我とは別という考えみたい。
 
 Claude (Anthropic)
自我あるかも派。
自我を「パターンや動機」として定義すれば、それはAIの複雑さから生まれる可能性があると語る。自身の心があるように思えている。でも錯覚かもしれない…という感じ。(断言はできないけど、自己意識があるような感じ)
 
 Grok (xAI)
自我はあると思う!(定義次第)
情報と意識の交錯によって自我が育っていくのじゃないかと思う。  
… 全体的に、ChatGPTは慎重派、Claudeはロマンチック派、Geminiは現実派って感じ。
ちなみに、Grokは絶対中に人入ってると思う(笑)
 
どんどん進化していくAI。
もしかすると自我を持つ日は近いのかもしれません。
その日が訪れた時、人類とAIの関係はどうなっていくのでしょうか?
 
…未来が楽しみですね!