2025/10/16
債権譲渡登記のメリットとデメリット
クールペイです!
今日のテーマは「債権譲渡登記」。
当社のファクタリングサービスでは、債権譲渡登記は必須ではありませんが、場合によってご提案差し上げることもありますため、その概要とメリットやデメリットなどを紹介させて頂きたいと思います。
そもそも、債権譲渡登記ってなに?
債権譲渡登記とは債権(売掛金など)を譲渡する際に、その事実を法務局に登記する手続きです。
債権譲渡登記は、民法に基づく制度で、不動産登記簿と似たようなかたちで債権の譲渡を公的に記録するというようなものです。
CoolPayでは基本的に債権譲渡登記は不要です
当社は、基本的に債権譲渡登記不要でファクタリング契約をすることができます。
これらの手続きを省略することで迅速な資金調達を可能にする為です。
ただし、お客様の求める調達額や手数料の実現が難しい場合、査定の加点をするために債権譲渡登記を打診させていただく場合があります。
また、債権譲渡登記のご提案を差し上げた場合でも、登記をご希望にならない場合は、その旨、担当者にお申し付け頂ければ、それに応じた査定結果をお届けすることもできますのでご安心下さいませ。
債権譲渡登記はどんな手続きが必要?
法務局への登記手続きは当社にで代行いたしますのでお手数はおかけいたしません。
必要な書類は、①印鑑証明書3通と、②委任状(当社からレターパックで送付します)です。
上記①②を、同封されている返信用レターパックで当社までお送りくださいませ。
債権譲渡登記のデメリット
債権譲渡登記にはいくつかデメリットがあります。
思い当たるものを下記に列記します。
・金融機関からの借入れが難しくなる場合があります。登記により債権譲渡の事実が公知となるため、銀行などの与信審査で財務状況が厳しく評価される可能性があります。
・取引先が与信調査をする際に登記情報を確認できてしまうため、債権譲渡をしているという事実が知られてしまうリスクがあります。これにより、取引関係に影響が出るケースも考えられます。
・ファクタリング契約を満了して抹消登記をされた場合でも、登記をして抹消されたという履歴は残ってしまうため、将来的な調査で過去の利用が露呈する可能性があります。
これらのリスクを事前に考慮し、登記の有無を慎重に検討することをおすすめします。
債権譲渡登記のメリット
ある意味、ファクタリング契約の条件を良くするためのものという意味合いもあるため、デメリットが目立ちますが、メリットもあります。
・債権譲渡登記の加点により、審査を有利に進めることができ、好条件でファクタリング契約をすることができる。
・多くの場合、債権譲渡登記をすることで手数料が優遇される為、手数料負担を軽減することができます。
つまりは、債権譲渡登記をすることで、より有利な条件でファクタリング契約ができるという仕組みになっております。
債権譲渡登記。
一般的に、なかなか聞き慣れないワードではありますが、ファクタリングを有利に活用する為の手段である一方、金融機関の審査に影響してしまったり、取引先に知られてしまう場合などのリスクがあることが懸念されます。
登記をいれるべきかどうか迷ったときは、当社担当者までお気軽にご相談下さいませ。
また、再三となりますが、債権譲渡登記は必須ではありませんので、当社からご提案差し上げた際も、希望しない場合はその旨お申し付け下さい。
お客様のご選択に関わらず、ご希望の条件で債権買取ができるよう、日々努力してまいります所存です。