2025/10/24
今日はマーガリンの日☆ ところでマーガリンは身体に悪いの?大丈夫なの?

クールペイです。
どうやら、10月24日はマーガリンの日だったそうです。
私自身、朝食のトーストにマーガリンをたっぷり塗って食べるのが大好きではありますが…SNSなどでは「マーガリンは身体に悪い説」が多く出回っていて、ちょっと気になってます…。
今日はちょっと調べてみたいと思います。
マーガリン誕生秘話
マーガリンが、身体に良いか悪いかは気になるのだけど、せっかくなので、マーガリンについてのウンチク話を少々…。
時は19世紀後半。
当時のフランスは食糧難で危機的状態でした。
都市部では貧困が本当に深刻で、バターは高価で手に入りづらく、栄養失調で苦しめられていました…。
それに当時は開戦の可能性がある火花バチバチの状態だったので、兵士の食料確保も必要だ…と、フランスは頭を抱えて悩んでたわけなのです。
そんな時!
ナポレオン3世が、「安くておいしいバターの代用品を作れ!」と命令を出しました。
1869年に公募し、多くの科学者がバターの代用品を開発したのですが、そのなかで優勝したのが「マーガリン」!!
開発したのは、フランス人科学者イポリット・メージュ=ムーリエさんでした。
ちなみに、イポリット・メージュ=ムーリエさんの誕生日が10月24日だったので、今日はマーガリンの日なのです。
マーガリンは身体に悪いのか?
そんなマーガリンですが、周囲では身体に悪いと言われがち…。
実際のところどうなんでしょうか?
私としても朝食のメニューに関わる深刻な問題ですからちょっと調べてみましたよ!
トランス脂肪酸が心臓病の元凶になる!?
…これ、よく聞きますよね。トランス脂肪酸。
実際、昔のマーガリンは、植物油を固める工程で「トランス脂肪酸」がたくさん生まれてしまって、これがLDL(悪玉)コレステロールを増やして、心臓のリスクを高めると言われていました。
1950年代の研究ではこれが大問題になったことも!
やっぱり体に悪いのだろうか(´;ω;`)?
しかし!マーガリンも進化している!!
たしかに「昔のマーガリン」は、トランス脂肪酸のリスクがとても大きかったようですが、現在では改良が進められて、多くのメーカーがトランス脂肪酸を1%未満に抑えているとのことです。
これはWHOのガイドラインにも準拠していますが、日本の商品は特にクリーンで、農林水産省も「適量なら問題ない」と太鼓判を押しているとのこと。
要するに、昔のイメージを引き摺って「身体に悪い」と言われているみたいです。
つまり、人気ドラマ「ROOKIES」の皆んなみたいに、昔はワルだったけど、今は真っ直ぐに野球やってるみたいな感じです!!(全然わけわからない例えですいません・・・)
でもリスクはゼロじゃないから食べ過ぎ注意!
今日はマーガリンの日ということもあり、ややマーガリンを擁護してますが、リスクはゼロじゃありません。
あくまで、加工食品ですから自然食ではありませんし、マーガリンに入ってるリノール酸(オメガ6)を摂りすぎると炎症のリスクも。
でも、それを言ったら、バターにも飽和脂肪酸のリスクが合ったりするからどっちもどっち。
結局のところは食べ過ぎ注意というのが実情のようです。
どのくらいが適量なの?
マーガリンを食べ過ぎちゃいけないのはわかった。
じゃあどのくらいならいいのって思いますよね?
調べてみました^^
一日小さじ1〜2杯(10g前後)。
これでトランス脂肪酸のリスクを抑えて安全に楽しめる量だそうです。
ちょっと思ったよりも適量が少ない。
今後は、少しだけマーガリンを減らして朝食を楽しむことにします。
そんなこんなで、マーガリンの日。
イポリット・メージュ=ムーリエさんお誕生日おめでとうございます✨️
庶民の味方であるマーガリンを生み出してくださってありがとうございます♪



