2025/08/27
【暗号資産】マネックスが円建てステーブルコインの発行を検討!狙いはなんだ?
クールペイです!
今日はマネックスグループが発行を検討している円建てのステーブルコインがテーマです!
そもそも、ステーブルコインってなんだ?…というところから掘り下げて解説していきたいと思います。
ステーブルコインってなに?
ステーブルコインは暗号資産の一種です。
暗号資産と聞くと、真っ先に『ビットコイン(BTC)』を思い浮かべる人が多いと思いますが、「ステーブルコイン」はビットコインのように激しい値動きをせず安定した価値を維持する仕組みで運用されています。
「え!?暗号資産なのに価値が安定してる?なんか怪しいものを紹介されてるんじゃないか?」
そんな不安を感じる方もいるかもしれないので、その仕組みを解説します。
ステーブルコインの価値はなぜ安定しているか?
その理由は「法定通貨の価値にペッグ(釘留め)されている」から。
要するに、法定通貨の値動きとピッタリ同じように価値が固定することによりその価値が固定される…ということなのです。
だから、今回、マネックスグループが構想している「円建てのステーブルコイン」っていうのは、円(JPY)と価値が連動している暗号資産。
それ故に、円を軸としてみた時は価値が安定している…ということなのです。
「えっ?それって、もはや「日本円」と同じじゃ…?」
そう思いますよね?
半分あってます。
手っ取り早くいえば、日本円に暗号資産の機能が付与されているという解釈で大凡合ってます。
暗号資産の機能ってなに?PayPayとなにが違うの?
でも、同じならば何故マネックスがわざわざ開発を検討しているのか?
それは、暗号資産の機能性を加えることで、円がより便利に動かせるようになるから。
すぐ思いつくのは、手渡しでお金のやり取りをしなくても、オンライン環境があれば、スマホアプリを通じて日本点を動かせること。
でもこれって、ネットバンクやPayPayとかのバーコード決済でも同じことできると思いません?
実は、それも半分あってます。
違っているのは、暗号資産というのは、オンライン上で繋がっている人同士ならば、管理者不在で移動できることです。
価値のどこでもドアみたいなすごいものなんです!
例えば、日本とブラジルは地球の真逆にいますよね?
そんな離れた相手に送金をするとなれば、従来のシステムであれば、国際送金システム(Swiftなど)を通じて送金しますよね。
これらの従来のシステムは「中の人」が処理をします。
でも、暗号資産の根幹とも言えるブロックチェーンなら、中の人がいなくても送金できるんです。
システムによって少し違いますが、AさんがBさんに1万円送金しようとしたとき、この情報が暗号化されて、世界中の誰かが「マイニング」という処理をすることで、この送金手続きを完結できます。
マイニングをしている人は、中の人と同様に送金を処理しているのですが、具体的な処理内容がわかりません。暗号化されてますからね。
具体的にはわからないけど処理が完結できる。
そのため、送金内容自体はわからないどこかの誰かが管理者と同等の処理をすることができるというのが暗号資産をさせるブロックチェーンという技術のすごいところ。
送金する人と受け取る人自身はその違いを実感することはないからわかりにくいのだけど、なかの人がいないでシステムが稼働するということは、AさんとBさんが直接お金を手渡すのと同じくできる。
つまりは、どんなに離れた場所にいても、オンライン上であれば、手渡しと同じように資産の移動ができる。
つまりは、価値のインターネット。
これは、もはや、価値のどこでもドアみたいな大発明なのです!!!!!
結局のところ、マネックスグループの狙いはなんなの?
ここまでで、日本円をステーブルコインにすることがどんなものかざっくり分かったでしょうか?
でも、ここで思いませんか?
マネックスグループは、一体、なにが狙いでこんなことをやるの…って思いませんか?
あくまで、ここからは、私の見解に過ぎませんが、下記のような4つの狙いがあると思ってます。
1. 国際送金事業を拡大したい
国際送金って、思いのほか時間がかかるし、思いのほか手数料がかかるのですよね…。これは、「中の人」を介して送金する場合、送金元と送金先のに手数料を払わなければならないし、それぞれの国で処理をしなければならないから。これをとっぱらったら、早く安く国際送金できるので、国際送金を便利にできて利用者を多く獲得できるということなのです。
2. DeFi(分散型金融)事業を拡大したい
Defiというのは、金融サービス(貸付、借入、決済、保険など)をブロックチェーンのスマートコントラクト機能というものを用いて、処理を自動化(正確にはさっきのどこかの誰かが処理をする)することで低コスト化できるしたプラットフォームのこと。マネックスグループはこのプラットフォームを様々な金融事業者に提供することで利益を得ることができます。3. 既存事業を拡大したい
具体的にはわかりませんが、同社が運営しているコインチェックなどと連携をすれば、暗号資産の取引所(交換所)の運営さえもブロックチェーン技術で代替えできるかもしれません。そうなれば、大幅なコスト削減ができますし、もしかすると、証券口座との紐付けをして、よりシームレスに取引できる環境を投資家に提供できるのではないかと思います。4. 確立された地位獲得をしたい
日本では2023年の改正資金決済法により、ステーブルコインの発行が銀行や資金移動業者に限定されました。つまり、マネックスなどの一部の免許をもった組織しかステーブルコインの発行ができませんので、他社との差別化ができます。つまりは、技術的には実現可能でも、認可された組織ではないと実現できないから、後追いされない優位性があるのです。まとめると、マネックスグループが日本円ペッグのステーブルコインを発行することで、既存事業を更に拡大し、新規事業でも優位性を持つことができる…ということなのです!!
これは、マネックスグループの今後の展開が楽しみになりますね!!!
これは、マネックスグループの今後の展開が楽しみになりますね!!!
私自身、国際送金をする機会は多くないですが、日本、そして、各国のステーブルコインが発展して定着してくれば、今までよりも手軽に身近に国際送金ができて、しかも、多くの金融サービスが中の人経由ではなく自動化されて透明性のある取引ができる未来がやってくるかもしれません。
…かなり端折って説明してしまいましたが、暗号資産、そして、ブロックチェーン技術は、本当に大きく世の中を変えていく可能性があると思います。
もしかすると、ファクタリング事業もブロックチェーン技術を導入するような時代がやってくるかもしれませんね…!
心配なのは、果たして、その時に私自身は「中の人」として存在することができるのか、、
気を引き締めて暗号通貨に負けないように頑張ろうともいます^^;