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2025/10/21

即日資金調達できるトラックのリースバックはどんなもの?

トラックのリースバックってどういうもの?

こんにちは。
クールペイです!
 
突然ですが『トラックのリースバック』ってご存知でしょうか?
私は、耳にすることはあったものの良く知らない…という感じだったのですが、ファクタリングと同様に、資金調達の手法として需要が高まっているそうです。
 
今日は、少しお勉強しながら書いてみようと思います。
 
 

トラックのリースバックってどういうもの?

 
主に運送業や建築業などの企業が、所有しているトラックなどの大型車両を、リース会社に売却して資金調達する方法だそうです。
 
『おいおい!ちょっと待てや!
仕事道具のトラックがなくなったら仕事できないやないかい(# ゚Д゚)』
 
ご安心ください^^
なんと、トラックのリースバックは、売却した資金はすぐ手元に入るのに、売却したトラックには乗り続けてOK!
 
どういう仕組なのかというと、売却対象となったトラックをリース契約で仮戻すという仕組み。
 
つまりは、トラックの所有者自体は売却先に移行するものの、売却先とリース契約をすることで、毎月リース料を支払ってトラックに乗り続けられるということなのです。
 
 

例えば、2トントラックをリースバックしたらどのくらいになる?

 
リースバックの対象となるトラックの車種や年式、走行距離などにもよりますから、明確な金額は名言できませんが、ザックリとした相場は下記くらいだそうです。
 
※中古2トントラックの相場
80万円〜800万円
 
…めっちゃ幅広ですよね^^;
あまり参考にならなくてすいません…。
 
『まだまだ使えるぞ!』って感じのものが、
おおよそ200〜400万円程度だそうです。
 
 
 シミュにレーション条件
今回は、300万円で売却できる2トントラックでリースバックしたらどんなお金の流れになるかシミュレーションしてみます。
 
※金額は相場を加味したものですが、契約事業者や審査結果によって大きく代わりますので、参考程度にみてください。
   
だいたいこんな感じのイメージを思い浮かべてください。
上記のようなトラックのリースバック契約をしたら…
 
✔ すぐに300万円が手元に入ります。
✔ 毎月5万円のリース料を払ってトラック乗れます!
✔ ガソリン代とかメンテナンス費は自己負担。
 
…こんな感じです!
すぐに300万円が手元に入るのは魅力的ですが、5年間(60ヶ月)に渡り、5万円ずつを支払う訳なので、「5万円✕60ヶ月=300万円」のリース料が必要になるうえ、トラックの所有権はリース会社のものになってしまうという内容です。
 
毎月のリース料を考えると、結果的に損をしてしまう計算にはなるものの、即座に必要な資金が必要なときには魅力的なプランといえます。
 
 

ファクタリングと比較してみた。

 
トラックのリースバックとファクタリング。
どちらも資金調達の手段ですが、違うところも多いです。
 
 
✔ 支払いについて
(ファクタリング)売掛金が入金されたら、基本的に一括でファクタリング会社に支払いをしなければなりません。
 
(トラックのリースバック)リース料として毎月支払っていきます。5年間程度の長期に渡る為、毎月の負担が軽く感じられるかも知れません。
 
 
✔ 支払えなかった時のペナルティー
(ファクタリング)売掛先に債権譲渡通知が発送され、次回の売掛金から回収されてしまいます。取引先からの信用不安にも繋がる可能性があります。
 
(トラックのリースバック)契約期間の途中で解約するとペナルティーがかかってしまう場合があります。
 
 
✔ 買取対象品について
(ファクタリング)請求書(債権)が売却対象。
 
(トラックのリースバック)トラックの所有権が売却対象。
 
 
違いはあれど、どちらも所有している資産(ファクタリングの場合は債権、トラックーのリースバックの場合はトラック)を売却して資金調達する方法です。
 
事業を大きくしていくうえで、一時的に資金が必要になった場合。
そんな時は検討してみても良いのかも知れません、、

手元に入る資金 300万円
リース契約期間 5年(60ヶ月)
リース料(月額) 5万円